「自分もそれができていたら…」 陽岱鋼の兄が語る日本時代の悔い

インタビューに応じた陽耀勲【写真:篠崎有理枝】
インタビューに応じた陽耀勲【写真:篠崎有理枝】

元ホークスの陽耀勲が語る日本と台湾の違い

 2016年、17年シーズンに2年連続4割を放ち、昨シーズンは3冠王にも輝いた台湾の王柏融外野手。オフに日本球界入りの可能性も浮上するなど注目が集まっているが、その王柏融が所属するラミゴモンキーズには、陽岱鋼外野手(巨人)の兄で、2006年から13年までソフトバンクでプレーした陽耀勲外野手が所属している。

 14年はパイレーツとマイナー契約を結び、15年にラミゴモンキーズに入団。ソフトバンクでは投手だったが、現在は外野手としてプレーしている。ラミゴモンキーズの春季キャンプ地、台湾・屏東で、日本と台湾、両国でプレーして感じたことを聞いた。

 日本球界入りした際、台湾球界との違いを最も感じたのは練習方法だという。日本ではどの選手もコーチに言われたことをその通りに行うことに驚いたと振り返る陽。台湾の選手は、コーチに指導は受けるものの、インターネットなどから得た情報を取り入れるなどして、自身で考えながら練習をする選手が多いと説明する。

 ただ、陽自身はこの方法はどこがよくてどこが悪いかを判断できず、動画の真似をするだけになってしまうため、好ましくないと考えているようだ。

「ピッチャーで言えば、どこで力を入れているのか、どういう角度で投げるのがいいのか。そういうことが分からないままフォームに取り組むことになります。そうすると、長いスパンで同じフォームで投げることができず、しばらくするとフォームが変わってしまいます。自分の考えを持つのはいいことですが、フォームを確立できていない選手が多いところは改善するべきだと思います」

弟と従弟へ送るエール、「頑張っていれば努力を認めてくれる」

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