自信の継投で3連勝のDeNA三浦監督 防御率0.00コンビへの信頼「よく踏ん張った」
1失点の先発大貫を5回73球であえて交代
■DeNA 3ー1 ヤクルト(20日・横浜)
リーグ5位のDeNAは20日、本拠地・横浜スタジアムで行われたヤクルト戦に3-1で競り勝ち3連勝。先発の大貫晋一投手が5回1失点で降板した後、5投手の無失点リレーでしのぎ切った。3年目の伊勢大夢投手は今季20試合無失点で、最近11試合は被安打も0。9年目・32歳の平田真吾投手も今季10試合無失点だ。昨季抑えを務めた三嶋一輝投手は右肩の張りで登録抹消中だが、それでも自信を持って送り出せる好調のリリーフ陣がチームを上位へ押し上げようとしている。
打線は初回に桑原、ソト、牧による3本の二塁打などで3点を先制したものの、2回以降追加点を奪えず。「その分リリーフ陣がよく踏ん張ってくれた」と三浦大輔監督は相好を崩した。
5回を終えた時点で3-1と2点リード。先発の大貫は4安打1四球にまとめ、球数は73に過ぎなかったが、指揮官は継投を選択した。「大貫本来のコントロールではなかった。その中でよく踏ん張ったと思いますし、(捕手の)嶺井もリード、配球で助けた」と称えつつ、好調のリリーフ陣でその後の継投を冷静に組み立てていた。