最後の夏を前に監督交代となった球児の本音 期待と不安も「甲子園は変わらない」

4月1日に永田新監督の下でスタートを切った日大三島【写真:橋本健吾】
4月1日に永田新監督の下でスタートを切った日大三島【写真:橋本健吾】

日大三島は4月1日から報徳学園前監督の永田氏が新監督に就任

 静岡・日大三島ナインは4月1日に“不安”と“期待”を胸に新たなスタートを切った。これまで指導していた川口剛前監督から報徳学園前監督で昨年まで野球日本代表「侍ジャパン」U-18高校代表の監督を務めた永田裕治氏が就任した。

 春の県大会が中止となり“最後の夏”を前に監督交代となった選手たち。1日の初練習では体幹トレーニング、素振り、ブルペン投球など甲子園に通算18回出場、通算23勝17敗の成績を残した名将の指導に耳を傾けていた。

「緊張よりも期待の方が大きかった。甲子園を目指してやっているので数多く経験している監督についていく。時間も少ないのでやるしかない」

 こう語ったのは主将を務める3年の進士凌大朗君だ。同校は過去に春夏合わせ2度の甲子園出場があるが、1989年夏以来、聖地から遠ざかっている。昨秋は地区大会で敗退しただけに「情けない。思うような結果が出てないし、悔しい思いをした。夏に向けて甲子園にこだわっていきたい」と、はっきりと口にした。

エース候補の福原君「チーム全員の夢が甲子園というのは変わらない」

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