メットライフドームでプロカメラマンが伝授「球場デートで夏映え写真を撮る方法」
【SCENE4 グリーンフォレスト デリ&カフェ】近くに白っぽい柱のある窓際の席が撮影ベストポジションです!
自然光が差し込むフードエリア「グリーンフォレスト デリ&カフェ」。グリーンウォールを配した入り口の看板から、もうフォトジェニック♪ ところがカメラマンさんいわく、「実はこの看板みたいに、照明の光と自然光が混じるような場所だと、撮影は難しいんです(笑)」
自然光と照明が混じると撮影が難しい、ということは……。素敵なフード写真を撮りたいなら場所選びは重要。やっぱり、いい席をゲットしたいですね。
自然光と照明が混じると撮影が難しい、ということは……。素敵なフード写真を撮りたいなら場所選びは重要。やっぱり、いい席をゲットしたいですね。
「はい! デーゲーム、つまり日のある時間帯に室内でフードの写真を撮るなら、思いきり自然光を活用してください。一番いいのは窓際の席。近くに白っぽい壁や柱があるとベターです。レフ版効果で光がきれいにまわり、フードもドリンクもきれいに撮れるので。このデリは窓際の席付近に白っぽい柱があるから、撮影には最高! もし好きな席が取れない場合やナイターの時間帯は、中側の席を選んで。ちなみに光は逆光、もしくは斜めから光が差し込むように食べ物を配置すると、いい雰囲気になります」
「男の子なら、“牛フィレステーキプレート”や、“グリーンフォレスト デリプレート”みたいに、たくさん食べ物が乗ったプレートメニューを選ぶことも多いかもしれませんね。そういう時は、写真に全部入れようとしないこと。じゃないと何が見せたいのかわからない、ぼんやりした写真になってしまうから。メインのお肉や、カラフルな食べ物を手前に持ってきて“主題”にしてください。たとえば(右の)デリプレートの場合、パプリカの色がすごくきれいだったので、シーフードマリネを前に持ってきています」
ここで取材班、カフェコーナーで季節の果物がどっさり乗った「フルーツパンケーキ」を発見!(笑) 彼はがっつりごはんでも、彼女はデザートを楽しんで……なんてカップルも多そうですよね。
「スイーツはすべてがきれいで完成されている素材。どう撮ってもかわいくなります(笑)。しいて言うなら、俯瞰で写すと今っぽい写真になりますね。あとはイチゴのような鮮やかな色のフルーツは手前に持ってくること。ブルーベリーみたいに沈んだ色味のフルーツが乗っている場合は、撮る時に露出を上げてみて。ちょっとした工夫でカラフルでかわいい写真になるんですよ」
【エピローグ】
いかがでしたか? 今回ご紹介したエリアのほかにも、メットライフドームには、絶好の撮影スポットがたくさんありました!
特に取材班が感激したのは、「CRAFT BEERS OF TRAIN PARK」付近で見つけた、レンガの壁紙が貼られた壁と、昔ながらの売店! プロカメラマン曰く「レトロ系の場所は、さらにアプリでレトロフィルター加工をすると、味が出ます」とのこと。
「でもね、素敵な写真を撮る最大のコツは、“これ!”という写真が撮れるまで、何枚も撮ることです。プロも納得のいくまで、何枚も撮影していますから。メットライフドームは、カラフルなフードやドリンクに、フォトジェニック・スポットも多かったし……。うん、いい夏映え写真が、たくさん撮れるはず!」
プロカメラマンも太鼓判を押してくれた、メットライフドームエリア。おしゃれな写真が撮れるだけじゃなく、おいしいフードやお楽しみスポットで、きっと忘れられない夏を演出してくれますよ。あなたもぜひ訪れて、素敵な思い出を作ってくださいね!
(構成・中塚真希子・梶原麻貴 / Makiko Nakatsuka・Maki Kajiwara)