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1位指名の可能性は低いけど…“掘り出し物”になりそうなドラフト候補たち

1位での指名の可能性は低いが、磨けば光る――そんな一芸に秀でた原石たちを、それぞれの武器とともに紹介したい。

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磨けば光る――、今年のドラフト戦線で一芸に秀でた“原石”は?

 10月を迎え、22日に行われるドラフト会議へ向け、スカウト戦線もいよいよ佳境に突入した。1年間、担当選手を追ってきたスカウトたちの腕の見せ所が近づいている。

 今年のルーキーでいえば、新人王有力候補に挙がっているDeNA山崎康晃、日本ハム有原航平のように1位指名選手が前評判通りに力を発揮してくれることも重要だが、それ以上にスカウトの真価を問われるのは、順位(=期待値)以上の結果を残してくれる“掘り出し物”を見つけることだろう。

 チームで唯一、ローテーションを守った巨人・高木勇人(ドラフト3位)、8月に故障するまで打率3割4厘で新人王当確とも言われていたオリックス・西野真弘(ドラフト7位)も、その一例といえよう。果たして今年のドラフト戦線で“掘り出し物”は、どれほど発掘されるのか。

 1位での指名の可能性は低いが、磨けば光る――そんな一芸に秀でた原石たちを、それぞれの武器とともに紹介したい。

◯ウイニングショット

 投手にとって、アマからプロへの壁の一つが空振りを取れなくなることだろう。その点で注目したいのが、秋田商・成田翔だ。サウスポーから繰り出すスライダーは一級品。夏の甲子園・龍谷戦で大きくタテに落ちる魔球を武器に16三振の快投を演じた。

 U-18W杯の高校日本代表にも選ばれた。168センチの小兵で同じ高校という共通点から、ヤクルト・石川雅規になぞらえられている。この勝負球でプロの壁を打ち破り、「小さな大投手」として名を馳せる可能性も小さくない。

◯鉄腕

 いくら好投手であっても、シーズンを通して活躍できなければ、チームに貢献できない。プロで1年間、ローテを守れるタフな投手として、東洋大の右腕・原樹理は期待大だ。春は東都大学リーグ2部の11試合で驚異の10登板7完投で4完封。そのすべてを1-0でシャットアウトしたというから、いかにタフで勝負強いかが分かる。

 立命大の右腕・桜井俊貴も3年春にリーグ戦11登板で4完投3完封した実績があり、原同様に頑丈な身体は評価に値するポイントとなるはずだ。

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