田澤純一が年俸調停を回避、1年約4億円で合意 今季終了後にはFAに

2年連続で年俸調停回避、今季も好成績ならFAで年俸大幅増も

 レッドソックスの田澤純一投手が年俸調停を回避し、337万5000ドル(約3億9600万円)の1年契約で合意したと、米CBSスポーツの敏腕記者、ジョン・ヘイマン記者がツイッターで報じた。

 田澤は昨年、シーズン終盤を休養にあてたものの、61試合に登板。2勝7敗3セーブ16ホールド、防御率4.14の成績を残した。3年連続で60試合以上に登板した右腕はブルペンを支える貴重な存在だが、シーズン終了後に球団との交渉がまとまらず、年俸調停を申請していた。

 ヘイマン記者は、15日にツイッターで田澤の希望額が415万ドル(約4億8700万円)、球団側の提示額が270万ドル(約3億1700万円)と伝えていたが、最終的に337万5000ドルで合意。田澤は2年連続で年俸調停を申請しながら、いずれも直前で回避した。

 両者の合意を報じた「NBCスポーツ」は、田澤が今季終了後にFAとなることを伝えている。また、地元紙「ボストン・ヘラルド」は合意前の記事で、「3年1800万ドル(約21億2000万円)規模の契約も妥当」との見方を示していた。今年も好成績を残せば、年俸が跳ね上がる可能性も十分にありそうだ。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY