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“再起”を図る2年目選手たち…オリ近藤、楽天オコエ、西武多和田が送る今季

「再起」という言葉は、ベテラン選手たちに用いられる場合が多い。しかし、今回取り上げるのは、昨年ルーキーだった2年目の選手である。ある者は一瞬の輝きを見せながら故障で離脱、またある者は更なる進化を求める過程で苦しみを味わう。そんな2年目の選手たちの奮闘を紹介していきたい。

西武多和田は右肩違和感で一時離脱も、8月12日に自身2度目の完封勝利

 最後に埼玉西武の多和田投手を紹介したい。富士大学1年時の明治神宮野球大会準々決勝で、同大会21年ぶりのノーヒットノーランを達成した右腕は、2015年のドラフト1位で埼玉西武に入団した。大きな期待をかけられて迎えたルーキーイヤーは、前半戦こそ怪我で出遅れたものの、8月11日の北海道日本ハム戦で、その年の新人選手としては最速の完封勝利をマーク。その日以降5連勝を決めるなど、前評判に違わぬ実力を見せ付けた。多和田投手の今季の活躍は、ほぼ約束されたものと見られていた。

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 岸投手が楽天にFA移籍したことで、菊池投手とともに先発ローテーションの柱として期待された今季。4月4日の初登板から4試合続けて白星が付かず、さらに4月29日には右肩の違和感で登録を抹消されてしまう。しかし、6月28日に1軍に復帰すると、復帰2試合目の勝利から3試合連続で白星を重ねる。

 7月22日、29日の試合では、いずれも7回を無失点、9奪三振と抜群の投球内容で勝利を手にし、8月12日の千葉ロッテ戦では、自身2度目の完封勝利。今季の成績を10試合4勝2敗、57回、防御率4.42とし、得意とする秋口に向けていよいよ状態を上げてきた。その存在は今後ますますチームに欠かせないものになっていくだろう。

 選手生活を怪我も不振もなく、順風満帆に全うする選手はいない。ここで紹介したまだ若い彼らは、自身が持ち得る輝きを確かに見せ付けながら、2年目にして早くも挫折を味わってしまった選手たちである。それを乗り越え、さらなる輝きを見せようとする彼らのプレーに、今後も注目していただきたい。

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