岩瀬が大記録、集客苦戦、本塁打王ゲレーロ退団…中日2017年10大ニュース

7月に2万人割れが3度、1試合平均の観客動員は12球団ワーストのマイナス3.7%減

○ナゴヤドームに閑古鳥が鳴く
 7月4日のヤクルト戦で、ナゴヤドームでの“通常開催”の公式戦で初の2万人割れとなる1万9739人を記録。同6日のヤクルト戦でも1万9839人、同18日には人気カードとされる巨人戦でも1万9953人と2万人を割り込んだ。1試合平均の入場者数は2万7927人で前年比マイナス3.7%。増減率で言えば、12球団でワーストであった。

○ビシエドに“トランプ余波”!?
 2016年に中日入りしたダヤン・ビシエド内野手。今季6月に米国市民権取得のためにチームを一時離脱した。当初は1週間程度で再来日する予定だったが、トランプ大統領就任で移民政策が転換されたことが原因となったのか、手続きが難航。結局1か月ほどの離脱となった。

○ゲレーロ本塁打王獲得、巨人に移籍
 ドジャースから今季加入したアレックス・ゲレーロ内野手。球団新記録となる6試合連続本塁打を放つなど活躍し、今季130試合に出場して35本塁打で本塁打王のタイトルを獲得した。中日は残留のオファーを提示したが、ゲレーロ側との交渉は折り合わず。12月15日に巨人との契約合意が発表された。

○谷元トレード獲得
 トレード期限最終日となる7月31日に、日本ハムから金銭トレードで谷元圭介投手を獲得。日本ハムのセットアッパーとして活躍していた右腕のトレードは大きな驚きを呼んだ。その年のオールスターに出場していた選手が、移籍する事例は史上初のことであった。移籍後は18試合に登板し、0勝1敗6ホールド、防御率6.00の成績だった。

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