女子プロ野球の愛知ディオーネが一宮市長を表敬訪問「愛される球団に」

愛知ディオーネの選手が一宮市の中野正康市長を表敬訪問【写真提供:日本女子プロ野球リーグ】
愛知ディオーネの選手が一宮市の中野正康市長を表敬訪問【写真提供:日本女子プロ野球リーグ】

拠点を兵庫から愛知に、中野市長には一宮開幕戦での始球式を“お願い”

 日本女子プロ野球リーグの愛知ディオーネが1日、事務所をかまえる愛知県一宮市の中野正康市長を表敬訪問した。

 2連覇中のチームは今年、拠点を兵庫から愛知に移す。中野市長からは「一宮市は、繊維産業が盛んな街だったので、女工さんがとても輝いていた街です。みなさんも女子プロ野球選手としてこの街から輝いてほしい」と言葉をかけられ、気持ちを新たにした選手たち。女子ワールドカップで2大会連続MVPに輝いている右腕・里綾実投手が、4月1日に行われる一宮開幕戦の始球式を中野市長に“お願い”する一幕もあった。

 愛知ディオーネは、3月21日の開幕戦でヤクルト川端慎吾内野手の妹・友紀らを擁する埼玉アストライアとナゴヤドームで対戦(13時開始)。4月1日の一宮開幕戦では、一宮市営球場で京都フローラと激突する。

 以下は表敬訪問した選手、監督、コーチのコメント。

◯三浦由美子選手(キャプテン)
「愛知一宮市の方々とたくさんの行事や試合を通して交流し、人として愛知一宮を盛り上げていきたいと思います。また女子プロ野球を知ってもらい球場に実際に試合に来てもらって、たくさんの人に愛される球団になり、地域に根付いていけたらと思います」

◯寺部歩美選手(愛知県豊川市出身)
「今回、一宮市長表敬訪問に行かせて頂きました。出身地である愛知県でもっと女子野球をアピールしていきたいと思います。今後、一宮市と連携をとり、いい関係性を築けるよう活動していきます」

◯里綾実選手
「今シーズンから愛知県を拠点に愛知ディオーネとして動き出します。女子プロ野球を少しでも多くの人に知ってもらえるよう、また愛知の皆さんや東海地区のみなさんからも愛してもらえるチームになるよう野球を通して地域を盛り上げていきたいと思います。今まで一緒に戦ってくださっているみなさん、これからいっしょに戦っていくみなさんとともに優勝の喜びを分かち合うために一緒に頑張っていきたいと思います」

◯榊原梨奈選手(愛知県名古屋市出身)
「愛知ディオーネの榊原梨奈です。今シーズンから愛知ディオーネが一宮市に拠点を置き、活動して行くことになりました。私は愛知県出身でなので、地元に戻り、とても貴重な経験をさせてもらうことができると思っております。一宮市は大学の頃から女子中生の野球の試合の関係で行かせてもらうことがあり、女子野球が盛んになってきている場所だとも感じでいます。東海地方での女子野球の発展のために、この地で地域の方とたくさん触れ合い、シーズンでは優勝を目指して頑張っていきます! 今後も応援よろしくお願いします」

◯碇美穂子(監督)
「今シーズンより一宮市に拠点を置き活動させていただくことになりました。東海地区に女子プロ野球が来るのは初めてです。まずは一宮市の皆様に愛されるチームになっていく為に地域貢献に励む事と、女子プロ野球の魅力を地域の皆様に伝えられるように活動して参ります。共に愛知ディオーネを成長させて頂ければと思います。

◯大澤(チーフコーチ・岐阜県郡上市出身)
「今シーズンから一宮に拠点を移動させて頂きました。まずは地域に根付き、地域の皆様に愛知ディオーネのこてを応援して頂けるようなチームづくりをしていきます。そこからさらに女子野球を東海地区にも広めていけるよう活動して参ります。応援よろしくお願いします」

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY