平成ベストナインを選ぶ 強打者揃いの一塁手、ナンバー1は434本の清原?

その他の顔ぶれとベストナイン候補

 他に平成時代に一塁手として700試合以上出場した選手は以下の顔ぶれ。※は現役。 
〇小笠原道大 998試合(2120安打378本1169点63盗 打率0.310) 
〇栗原健太 870試合(1082安打153本586点17盗 打率0.293) 
〇吉岡雄二 800試合(883安打131本463点28盗 打率0.273) 
〇畠山和洋 793試合(904安打123本540点7盗 打率0.266)※ 
〇広澤克実 778試合(1282安打223本748点50盗 打率0.276) 
〇ウッズ 774試合(851安打240本616点11盗 打率0.289) 
〇松中信彦 750試合(1767安打352本1168点28盗 打率0.296) 
〇大豊泰昭 748試合(1089安打277本722点15盗 打率0.266) 
〇佐伯貴弘 730試合(1597安打156本795点42盗 打率0.277) 
〇山崎武司 710試合(1834安打403本1205点14盗 打率0.257) 
〇ペタジーニ 703試合(882安打233本635点24盗 打率0.312) 

 こうした顔ぶれから、ベストナイン候補を選ぶとすれば、以下の3人に絞り込まれるだろう。 
1位 清原和博 
2位 落合博満 
3位 駒田徳広 

 清原は一番多く一塁を守っている上に、無冠ながら最多の434本塁打(平成のみ)を打っている。守備も優秀だった。引退後の不祥事でイメージは良くないが、純粋に選手としての実績を考えるなら1位に上げたいところだ。 

 落合は平成元年時点で35歳。全盛期を過ぎていた感が強いものの、それでも打撃成績は優秀だった。駒田は打撃成績では上位2人に劣るが、一塁守備の名手としての評価で3位とした。続いて現役の新井貴浩、福浦和也が続く。小笠原道大は、打撃成績は優秀だが、一塁手として998試合、三塁手として794試合。ベストナインの一塁手には推しにくいところだ。読者の評価はいかがだろうか? 

【表】通算本塁打525本はNPB歴代5位の記録 清原和博氏の通算打撃成績

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