米独立リーグで“笑撃”の退場劇が話題に 「史上最長のダイヤモンド一周」
監督が自らバットを持ち“エアホームラン”を放ちベンチに消える
米独立リーグで“笑撃”の退場劇が起こった。ハーフスイングの判定を巡り退場処分を受けたコーチが自らバットを持ち“エアホームラン”を放ちベンチに引き下がる珍事が発生。MLB公式サイト内の動画コーナー「Cut4」などが動画を交え伝えている。
前代未聞の珍事が起こったのは16日(日本時間17日)に行われたシカゴ・ドッグス対スーシティ・エクスプローラーズ戦。6回に起きたハーフスイングを巡りドッグスのブッチ・ホブソン監督は激怒しながら審判に詰め寄ると退場処分を受けた。
だが、納得のいかないボブソン監督は自らバットを持ち打席に入るとスイングを見せると、ゆっくりとダイヤモンドを一周。三塁ベースコーチとハイタッチを交わし生還するとそのままベンチに消えていった。
MLB公式サイト内の動画コーナー「Cut4」は「独立リーグのチームの監督が、退場を申告された際にドラマチックなショーを見せた」と見出しを付け紹介。自ら“エアホームラン”を見せたボブソン監督の一連の出来事を「球界史上でも屈指のゆっくりとしたダイヤモンド一周だった」とレポートしている。
同ツイッターでも今回起きた衝撃の珍事を紹介。ファンからは「(時間が)史上最長のダイヤモンド一周。傑作だね!」「ブッチを好きにならざるを得ない」「超面白い!!!!!」「伝説的」「傑作」など、コメント欄にはボブソン監督を称える声で溢れかえっていた。