和歌山大が3季ぶり2度目の優勝! 完投の野山に指揮官「よく踏ん張ってくれた」

3季ぶり2回目の優勝を決めた和歌山大学【写真:松倉雄太】
3季ぶり2回目の優勝を決めた和歌山大学【写真:松倉雄太】

大原監督「昨春に優勝した選手がいるうちにもう一度優勝したかった」

 近畿学生野球リーグは9日、未消化になっていた第2節2回戦が大阪シティ信用金庫スタジアム(舞洲)で行われ、和歌山大が3-2で奈良学園大に勝ち、9勝2敗勝ち点4として、3季ぶり2回目の優勝を決めた。

 2-2の同点で迎えた7回、和歌山大は先頭の2番・田淵公一郎外野手(3年・鳥羽)が右中間を破る三塁打を放つと、2死一、三塁から6番・土田佳武外野手(2年・山梨学院)が左前適時打を放ち1点を勝ち越した。

 序盤に2点を失った先発・野山純一投手(4年・鳥取西)は3回以降立ち直り、奈良学園大打線を2安打に抑える力投を見せた。

 2度目の優勝を決めた大原弘監督は「苦しい試合でした。野山は3点目を取られたら代えようと思ったが、よく踏ん張ってくれた。昨春に優勝した選手がいるうちにもう一度優勝したかった。智辯和歌山の高嶋仁前監督が優勝するには実力、運、勢いが必要と言われていた。やっと実力がついてきたかなと思います」とナインを称えた。

 和歌山大は近畿学生野球連盟代表として、10月27日から南港中央球場で行われる明治神宮野球大会の関西地区代表決定戦(大阪市長杯)に出場する。

(松倉雄太 / Yuta Matsukura)

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