「パ・リーグ球場の歩き方」―楽天、西武、オリックスの球場観戦のススメ

メットライフドームの球場内の様子【写真:(C)PLM】
メットライフドームの球場内の様子【写真:(C)PLM】

メットライフドームは最寄り駅からのアクセスの良さで他の追随を許さず

○所沢の自然を感じよう メットライフドーム
◆最寄り駅:西武球場前駅 ホーム:三塁側

・アクセス
 埼玉県所沢市上山口にあるメットライフドームは、昨シーズンのリーグ覇者・西武の本拠地。狭山丘陵の中にあるアウトドア感覚のドーム球場で、西武球場前駅の改札を出たらもう目の前だ。最寄り駅からのアクセスの良さは他の追随を許さないが、その分帰りは混雑するため、交通系ICカードのチャージや切符の購入は前もって済ませておこう。

・チケットについて
 インターネット、コンビニなどで購入できるが、「Quick Ticket(スマホチケット)」も便利だ。球団公式のLINE@アカウントからチケットが送られてくるサービスで、発券の手間がかからず、当日はスマホ画面に専用の電子スタンプを押してもらって入場する。

メットライフドームでの応援の様子【写真:(C)PLM】
メットライフドームでの応援の様子【写真:(C)PLM】

・応援の雰囲気
 飛び跳ねたり、左右に移動したり、運動量が多いようだ。必須アイテムはさまざまなデザインが揃っている「フラッグ」で、得点時にファンが一斉に旗を振る光景は見応えがある。また、今年から指定エリア化された外野芝生エリアは座席がなく、レジャーシートを敷いて観戦する人が多い。体育座りで野球観戦もいいかもしれない。

・大きな特徴とエンタメ
 メットライフドーム最大の特徴は、屋根はあるが壁はなく、屋外とつながっている「開放型」だという点だ。雨天中止の心配はないものの、暑さ・寒さ対策は練っておくことをおすすめする。注意したいのは、入場門が2つしかないこと。一度入場してしまうと、三塁側から一塁側、またその反対に向かうときは、再入場の手続きをしなければならない。

 また、2017年11月、西武は40周年記念事業として「メットライフドームエリアの改修計画」を発表。ボールパークを目指して180億円規模となる改修を実施し、全施設の2021年の完成を予定しているとした。完成予想図を見ると、改修後のボールパークが提供してくれるだろう新しい「観戦価値」に、大きな期待を抱かずにはいられない。

・グルメ
 グルメはおいしいと評判だ。今年の3月25日からは、選手プロデュース弁当の事前購入サービス「スマ弁」が開始された。前もってお弁当のチケットを購入し、当日球場にて引き換えるサービスで、完売必至のお弁当も安心して味わうことができるようになった。

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