「パ・リーグ球場の歩き方」―楽天、西武、オリックスの球場観戦のススメ

京セラドーム大阪の球場内の様子【写真:(C)PLM】
京セラドーム大阪の球場内の様子【写真:(C)PLM】

オリは吉田正の「チャンスダンベル」が人気、「5階席弾」も一見の価値あり

○街中で非日常に浸る 京セラドーム大阪
◆最寄り駅:ドーム前駅ほか ホーム:一塁側

・アクセス
 京セラドーム大阪は、大阪府大阪市西区にあるオリックスの本拠地だ。街中に突如現れる宇宙船のような外観で、ドーム前千代崎駅、またはドーム前駅から徒歩すぐ。そばにスーパーのイオン大阪ドームシティ店があり、試合前にはオリックスファンの姿をよく見かける。

・チケットについて
 インターネット、プレイガイドなどで購入できる。便利なのは公式チケットサイト「オリチケ」から利用できる「デジタルチケット」だ。予約したチケットをメールで受信し、表示されたQRコードを提示することで簡単に入場できる。

チャンスダンベルを使った応援の様子【写真:(C)PLM】
チャンスダンベルを使った応援の様子【写真:(C)PLM】

・応援の雰囲気
 若き4番の吉田正尚外野手の「チャンスダンベル」が人気だ。昨年、チャンスの打席に向かう際、ビジョンに流れる「チャンス動画」では吉田正本人が赤いダンベルを持って踊っていた。これが人気を博し、ファンの間では赤いダンベルで応援することがお馴染みに。なお今年のダンベルはマッスルイエローにカラーチェンジしている。

・大きな特徴とエンタメ
 曲線が多く個性的な形状の屋根は、ドーム内から見上げると迫り出す渦のようになっており、実はフォトジェニックなポイントだ。座席に扇風機がついたエリアもあり、快適さには特筆すべきものがある。また、球界のホームランアーチストたちが5階の上段席に叩き込むいわゆる「5階席弾」は一見の価値ありだ。

「Bsオリ達デー」と題して、男性ファンに向けたイベントを行っているのも特徴的だ。今年から「ラリーキャップで逆転だ! #超攻撃型応援開始!」という新しい応援イベントが始まるが、これはアルバースがチームの逆転勝利を願って帽子をひっくり返すおまじない「ラリーキャップ」をしたことがきっかけ。エンタメ方面の柔軟な姿勢が垣間見える。

・グルメ
 30センチ超の巨大なホットドッグ「いてまえドッグ」が有名。胃袋に自信がある方以外は、仲間とシェアして食べることをおすすめする。毎月新しいメニューが登場する選手プロデュースメニューが充実しており、球場グルメとは思えないこだわりが詰まっている。

(「パ・リーグ インサイト」馬塲呉葉)

(記事提供:パ・リーグ インサイト

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