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BC茨城ルーキー4番は背筋280キロ“未完の大器” 元阪神・坂監督「相当努力しないと」

独立リーグの合同トライアウトでBCリーグ新球団茨城アストロプラネッツに入団した粗削りの原石、丸茂弘汰内野手。185センチ、95キロと恵まれた体格だが前後期を通じてまだ本塁打1本。専大松戸で高校通算30本を放ったスラッガーぶりは発揮できていない。

BC茨城・丸茂弘汰【写真:細野能功】
BC茨城・丸茂弘汰【写真:細野能功】

専大を中退し「独立リーグで3年頑張ってみよう」と決意

 独立リーグの合同トライアウトでBCリーグ新球団茨城アストロプラネッツに入団した粗削りの原石、丸茂弘汰内野手。185センチ、95キロと恵まれた体格だが前後期を通じてまだ本塁打1本。専大松戸で高校通算30本を放ったスラッガーぶりは発揮できていない。

 しかし、伸びしろを感じさせる素材であることは間違いない。7日の栃木戦(牛久運動公園野球場)は雨で中止になったが、6日の栃木戦は「4番・一塁」で2打席連続安打を放った。チームは前期から歴史的な21連敗を喫したが「チームの4番を打たせてもらっているが、流れを変えるここぞの一打が打てず、まだまだ貢献できていない。速い真っすぐをしっかり捉えられない。今のままでは絶対上のステージには行けない」と自身を分析する。

 元阪神の坂監督も「現時点では行けない。相当努力しないと。まだしっかりした体幹がない。当たったらしっかり飛ぶが、思い切りがない。駄目になると落ち込む。メンタル面もしっかりしないと」と語り、課題は山積のようだ。

 それでも、まだ1年目。2年生で夏の甲子園にベンチ入りしたが、打席には立てず、専大でも「勉強が苦手で」と2年で中退した。それが知人の紹介もあり、心境の変化で「独立リーグで3年頑張ってみよう」とNPBの夢に挑戦する決意を固めた。打席では早めに足を上げて、間をとる工夫をするなど、少しずつ成長も自覚している。背筋280キロのパワーを生かせていない未完の原木がどう花を咲かせるか、見守っていきたい。

(細野能功 / Yoshinori Hosono)

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