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トヨタ自動車が4時間超え死闘を制し4強 佐竹が熱投「練習はどこにも負けない」

トヨタ自動車が4時間超えの死闘を制した。トヨタは3-3の同点で迎えた8回1死二塁から4番・沓掛が右越え三塁打を放ち勝ち越しに成功。しかし、9回に登板した佐竹が1番・廣本にバックスクリーン右横に飛び込む同点ソロを浴び、試合は延長戦に突入した。両チーム追加点をあげられないままゲームは今大会2度目のタイブレークにもつれこむ熱戦に。最後は延長12回に主将・樺澤の右犠飛でトヨタ自動車がサヨナラ勝ちをおさめた。

トヨタ自動車が延長12回の死闘を制して4強入り
トヨタ自動車が延長12回の死闘を制して4強入り

9回に登板した佐竹は同点弾を浴びるも、延長12回まで投げる

 トヨタ自動車が4時間超えの死闘を制した。トヨタは3-3の同点で迎えた8回1死二塁から4番・沓掛が右越え三塁打を放ち勝ち越しに成功。しかし、9回に登板した佐竹が1番・廣本にバックスクリーン右横に飛び込む同点ソロを浴び、試合は延長戦に突入した。両チーム追加点をあげられないままゲームは今大会2度目のタイブレークにもつれこむ熱戦に。最後は延長12回に主将・樺澤の右犠飛でトヨタ自動車がサヨナラ勝ちをおさめた。

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 準決勝への最後の切符は劇的な幕切れの先にあった。1点勝ち越した直後の9回に登板した佐竹がまさかのソロ被弾。それでも「僕が(チームに)負けをつけるわけにはいかない」と踏ん張り、走者を出しながらも追加点を与えずに延長12回まで74球を投げ切った。「打った打たれたという結果よりも、1球1球バッターと対峙した」と要所を締め、日本生命打線に勝ち越しのホームを踏ませなかった。魂の熱投が呼んだサヨナラ劇。佐竹は「紙一重だったが、ウチが上手だったというだけ。今日勝ったからと言って、明日勝てるわけではない」とあくまで冷静に次戦を見据えた。

 ストイックな姿勢は全てこの晴れ舞台のために貫いてきた。昨季の秋ごろから手応えを感じた直球のキレを取り戻すために、器具の使用を抑え、自分の体重を使ったトレーニングを取り入れるなど、自身の調整方法を見直した。佐竹は「(都市対抗で)5つ勝つために冬場から練習をしてきた。その練習は全国のどこよりも負けていない」と胸を張る。この日は4イニング74球を投じたが、ゲーム展開次第では連投の可能性も十分ある。それでも「疲れたとか疲れていないとかは関係ない。優勝するにしてもあと2日しかない。少ない時間だが準備をしたい」と頂点までフル回転を誓っていた。

(安藤かなみ / Kanami Ando)

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