元阪神西岡、トライアウト第1打席は燕村中に対して見逃し三振

トライアウトに参加しているBC栃木・西岡剛【写真:津高良和】
トライアウトに参加しているBC栃木・西岡剛【写真:津高良和】

カウント2-2から膝元の138キロ直球を見逃して三振

 2018年に阪神を戦力外となり、今季ルートインBCリーグの栃木ゴールデンブレーブスでプレーした西岡剛内野手が12日、開かれた「プロ野球12球団合同トライアウト」に2年連続で出場。第1打席は村中恭兵投手(ヤクルト)と対戦し、見逃し三振に倒れた。

 大きな声援に迎えられ、右打席に入った西岡は、初球をフルスイングして空振り。1球ボールを挟み、低めに来た3球目の138キロを見逃したが、判定はストライク。思わず膝を折って悔しがった。トライアウトはシート打撃形式で行われ、カウント1-1からスタートする。野手は4打席が与えられる予定。西岡はこの後、松本直晃投手(西武)らとも対戦する。

 西岡は今季、栃木で59試合に出場し、打率.335、41打点7本塁打7盗塁を記録。「現役を続けるからには上を目指したい」とトライアウト再受験を決断した。メジャーも経験した35歳のスピードスターは「僕の全部を見てもらいたい」と全力アピールする。

(小西亮 / Ryo Konishi)

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