【明治神宮大会】慶大が19年ぶり4度目制覇 高橋快投&中日ドラ4郡司4打点、大久保監督は有終の美

慶大が19年ぶり4度目の優勝
慶大が19年ぶり4度目の優勝

ドラフト“指名漏れ”の高橋は7回までパーフェクトの快投で完封

 明治神宮大会大学の部決勝が20日、神宮球場で行われ、慶大(東京六大学野球連盟)が関西大(関西五連盟/関西学生)に8-0で勝利。今秋のドラフト会議で“指名漏れ”を味わった先発のエース左腕・高橋佑樹(4年)が7回までパーフェクトに抑えるなど快投し、19年ぶり4度目の優勝に輝いた。

 15年ぶりに決勝まで駒を進めた慶大。初回に中日からドラフト4位指名を受けた捕手の郡司が先制2ランを放ち、幸先よく先制した。すると、高橋が立ち上がりから快投。7回まで1人の走者も出さず、パーフェクトに抑えた。

 8回、慶大は郡司が2点タイムリーを放ち、2点を追加。さらに、瀬戸西の2点三塁打も飛び出し、リードを6点に広げた。偉業への期待が高まる中、高橋はその裏に先頭・野口に左前打を浴びて、完全試合はならず。それでも、ドラフトで“指名漏れ”となった左腕はこの回を無失点に抑えると、最後までマウンドを守り抜いて決勝の大舞台で完封。今季限りで退任する慶大の大久保秀昭監督は有終の美を飾った。

(Full-Count編集部)

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