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予期せぬダルビッシュとの出会い 米で触れた人の温かさ 元早実エースの決断

サラリーマンを辞め、米独立リーグへ挑戦した男が新しい夢へと進みだした。早実、早大、JX-ENEOSとアマチュア球界の名門を歩んできた内田聖人さんがこのほど、Full-Count YouTubeのインタビューに応じ、米球界挑戦を報告。現役に一区切りし、投手指導の専門家「Pitching Strategist」として活動していくことを明かした。

投手指導の専門家として活動していくことを明かした内田聖人さん【写真:編集部】
投手指導の専門家として活動していくことを明かした内田聖人さん【写真:編集部】

けがで社会人野球引退、サラリーマン経験も諦められず米独立リーグに挑戦した25歳

 サラリーマンを辞め、米独立リーグへ挑戦した男が新しい夢へと進みだした。早実、早大、JX-ENEOSとアマチュア球界の名門を歩んできた内田聖人さんがこのほど、Full-Count YouTubeのインタビューに応じ、米球界挑戦を報告。現役に一区切りし、投手指導の専門家「Pitching Strategist」として活動していくことを明かした。頑なに現役にこだわった男が、決断に至るまでは、カブスのダルビッシュ有投手との運命の出会い、温かかったホームステイ先の家族の存在など、海を渡らなければ得られなかった経験があった。

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 内田さんは右ひじを痛め、社会人野球を引退。サラリーマン生活を1年していたが、患部の完治で、もう1度、大きな夢へ挑戦をすることにした。ビザを取得し、6月に渡米。米独立リーグのニュージャージー・ジャッカルズに入団した。選手の入れ替わりの激しいチームで、登板後には「リリースするから、荷物をまとめてくれ」と約1か月で戦力外になったシビアな様子も告白。その後の練習の様子や、投手専門のアカデミーに通った時のことを動画を交えて紹介し、トレーニングを学んだことを明かした。

 帰国を考え始めた時に、カブスのダルビッシュ有投手の厚意で自宅のパーティーに招待された。挑戦を知ったダルビッシュからキャッチボール相手に指名されるなど、一緒に練習する機会も恵まれ、アドバイスも受けた。苦手だった速いスライダーを教わると、その場で球速が5キロ上がり、「今までにない感覚」と信じられなかったという。

 インタビューの中では目の前で触れることができたダルビッシュの野球への情熱、米国滞在約3か月での人との触れ合い、日本では経験できなかったトレーニングについても明かしている。そこに共通している「人に温かくされた」ことが、内田さんの次のステップへ進むための“決定打”になったという。日米の高いレベルの指導を学んだ内田さんの経験が新たな好投手の登場につながることを期待したい。

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