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宮城高野連で筑波大・川村監督が講演「野球をやる子を増やすことと障害予防が大事」

宮城県高野連の指導者講座が26日、仙台市内で行われ、筑波大硬式野球部の川村卓監督が「野球指導のためのスポーツ科学」と題して講演した。

宮城県高野連指導者講習会で講演を行った筑波大硬式野球部の川村卓監督【写真:高橋昌江】
宮城県高野連指導者講習会で講演を行った筑波大硬式野球部の川村卓監督【写真:高橋昌江】

宮城高野連の指導者講座で筑波大野球部の川村監督が講演、テーマは「野球指導のためのスポーツ科学」

 宮城県高野連の指導者講座が26日、仙台市内で行われ、筑波大硬式野球部の川村卓監督が「野球指導のためのスポーツ科学」と題して講演した。

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 川村監督は宮城県の監督や部長に向け、動作研究の観点から90分の講演を行った。身振りを交えたり、実際に聴講者に動いてもらったりするなど実感を深めながら、投球動作や打撃動作について熱弁。筑波大の硬式野球部には現在、仙台高出身の佐藤隼輔投手(2年)が在籍しており、佐藤がブルペンで投球練習を行っている動画も流したりした。

 投球動作では肘が下がるメカニズムを説明。実際の投球動作の動画で解説しながら、「肘を上げる動作は大事だが、なぜ、できないのか。肘を上げる動作というのは日頃、やらない。肩より肘を上げるというのは特殊な動作で基本的に肘は上げにくい」と話した。肘を上げるためには肩甲骨がポイントになることやボールの握り方が大切であることなどを伝えた。

 約1000人の選手を調査、研究したという打撃動作では「“よい選手”の共通点はボールに当てるのがうまく、スイングスピードが速い。そして、タイミングが上手」と特徴を話し、「いい打撃はインパクトの直前で打球方向へバットが並進し、直衝突して打球速度の獲得になる」と説いた。続けて、理想的なトップからの振り出しやプロ野球選手の右肘のたたみ方について解説。インサイドアウトのスイングを身につけるための練習方法も紹介した。

 最後に「野球をやる子を増やすことと障害を予防することが大事」と訴えた。講演を聞いた気仙沼・揚野耕平監督は「非常に勉強になりました。聞いたことを生徒に還元し、来年の夏につなげたいと思います」と話した。

(高橋昌江 / Masae Takahashi)

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