野村克也氏と王貞治氏が彩った1973年の野球史 通算本塁打王の座を巡る熾烈な争い

通算本塁打数1本差で繰り広げた熾烈なデッドヒート

 ここからの2人のホームランダービー。

○8月10日
 太平洋戦 野村13号(通算564号)
 中日戦 王30号(通算564号)

○8月11日
 太平洋戦 野村14号(通算565号)

○8月12日
 中日戦 王31号(通算565号)

○8月15日
 ロッテ戦 野村15号(通算566号)
 ヤクルト戦 王32、33号(通算566、567号)

○8月16日
 ロッテ戦 野村16号(通算567号)

○8月21日
 広島戦 王34号(通算568号)

○8月23日
 日拓戦 野村17号(通算568号)

○8月26日
 阪急戦 野村18号(通算569号)
 ヤクルト戦 王35号(通算569号)

○8月27日
 ヤクルト戦 王36号(通算570号)

○8月28日
 ロッテ戦 野村19号(通算570号)
 広島戦 王37号(通算571号)

○8月29日
 ロッテ戦 野村20号(通算571号)
 広島戦 王38、39号(通算572、573号)

○8月30日
 広島戦 王40号(通算574号)

 暑い夏の間、野村氏と王氏は通算本塁打数で1本差のデッドヒートを繰り広げたのだ。

野村氏は王氏について「大したバッターだよ、後輩のためにもどんどん記録を伸ばしてほしい」と事あるたびに称賛

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY