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元NPB選手&コーチ経験者が伝える“捕手の神髄” 自宅で出来るレベルアップ術とは?

汗をかいて思いきり白球を追える日は、まだ戻ってこない。新型コロナウイルス感染拡大の影響で学校は臨時休校となり、多くの球児たちは「おうち時間」を過ごしている。もどかしい気持ちは募るが、練習はグランドでしかできないわけでもない。「Full-Count YouTube」では、野球授業「捕手編」を開講。現役時代にヤクルト、日本ハム、阪神、横浜の4球団で捕手としてプレーし、17年から2年間ヤクルトでバッテリーコーチを務めた野球解説者の野口寿浩氏に「プロが教えるキャッチャー練習法」を実践してもらった。

NPB4球団で活躍、コーチも務めた野口寿浩氏が“捕手の神髄”を伝える【写真:樋口瑞樹】
NPB4球団で活躍、コーチも務めた野口寿浩氏が“捕手の神髄”を伝える【写真:樋口瑞樹】

ヤクルト、日本ハム、阪神、DeNAで活躍した野口寿浩氏が3回に渡り、子供たちに助言

 汗をかいて思いきり白球を追える日は、まだ戻ってこない。新型コロナウイルス感染拡大の影響で学校は臨時休校となり、多くの球児たちは「おうち時間」を過ごしている。もどかしい気持ちは募るが、練習はグランドでしかできないわけでもない。「Full-Count YouTube」では、野球授業「捕手編」を開講。現役時代にヤクルト、日本ハム、阪神、横浜の4球団で捕手としてプレーし、17年から2年間ヤクルトでバッテリーコーチを務めた野球解説者の野口寿浩氏に「プロが教えるキャッチャー練習法」を実践してもらった。

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 キャッチングやスローイング、そしてリードと守備の要を担う過酷なポジション。身につけるべき技術や能力は多いが、野口さんは基本からひとつずつ丁寧に解説している。防具を身につけ、身振り手振りでの実演。投手の球を捕る際の「姿勢」や、送球する際の「動き」などのお手本に加え、やってはいけないNG例も挙げながら分かりやすい練習に落とし込んでいる。

 多くの練習法は、自宅で一日中過ごしている球児たちが部屋で行える内容にもなっている。鏡の前で正しい姿勢を確認しながら、スローングの際の足の運び方などをイメージ。さらに、理にかなった動きを頭の中で理解することも練習のひとつで、体ではなく“脳みそに汗をかく”濃密な時間が過ごせそう。今だからこそ、自分の特徴や弱点とみっちり向き合うこともできる。

 野口さんは、今年2月に亡くなった野村克也さんにID野球を叩き込まれたひとり。現役として21年間、コーチでも2年間にわたって第一線のプロの経験を培ってきた。動画では、1990年の同期入団でヤクルトの黄金期を支えた古田敦也さんを例に挙げたり、プロ野球歴代最多出場記録を持つ谷繁元信さんとの違いに触れたりと”レジェンド捕手”の特徴についても言及。プレーヤーだけでなく、プロ野球ファンにとっても興味深い内容となっている。

 さらに応用的な番外編として、近年注目されている「フレーミング」についても説明。ボールと判定されそうな際どい投球を、捕手の捕り方によってストライクにするテクニックの“コツ”が披露されている。ただ、必ず身につけるべき力ではなく、引き出しのひとつとしての技術だと野口さんは強調。それぞれのレベルに合わせた指導の必要性も説いている。

 動画は計3本。野口さんの指導は、すべて「基礎の大切さ」を原点にしながら展開している。新型コロナ感染防止で家にいる今のうちにイメージを体に染み込ませることができれば、グラウンドに出られるようになったときにプレーに生かせ、レベルアップを実感できるかもしれない。

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