全日本大学選手権、新型コロナ禍で初の中止を発表「安全健康を最優先、断腸の思い」

全日本大学野球選手権が史上初の大会中止に【写真:荒川祐史】
全日本大学野球選手権が史上初の大会中止に【写真:荒川祐史】

緊急事態宣言中の対外試合は禁止、夏休み中のキャンプなど自粛を要請

 全日本大学野球連盟は12日、8月12日開幕を予定していた「第69回全日本大学野球選手権大会」を中止とすると発表した。大会中止は史上初。この日、臨時理事会を開催して決定した。

 新型コロナウイルス感染拡大を受け、同大会は当初の6月から8月12日の開幕に延期。しかし、政府の緊急事態宣言が5月31日まで延長されたことを受け、加盟校の練習開始は早くても6月。代表校を決めるリーグ戦開催可能なのは7月以降になることが確定的だ。全日本大学野球連盟は「加盟校の選手や関係者の安全、健康を最優先に考えた末の結論ですが、断腸の思いで全国大会を先に中止することに決定いたしました」と発表した。

 各連盟の春季リーグ戦については「一律に中止要請するわけではありません。地域によって6月下旬、あるいは7月以降に春季リーグ戦の開催が可能な場合は地方自治体や加盟大学とも確認のうえ、十分な対策を講じた上で判断していただくよう各連盟に通知いたします」と各リーグに判断を委ねるとした。また、緊急事態宣言中の対外試合(オープン戦を含む)は禁止とした。

 加盟校によっては春季リーグ戦後に引退するケースがある。「過去に前例のない事態であり、加盟校と指導者においては秋季リーグ戦にも活動できるよう配慮を求めます」と呼びかけた。夏休み中の宿泊や長距離移動を伴うキャンプや遠征については自粛を求めた。

(Full-Count編集部)

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