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川崎宗則が開始1時間で若手に伝えたこと 練習参加初日でBC栃木に「ムネリン効果」

39歳の声が、ひときわよく響く。その活力に引っ張られるように、20歳前後の選手たちが懸命に白球を追う。ルートインBCリーグ・栃木ゴールデンブレーブスの選手たちが汗を流すグラウンドに、元気印の姿があった。24日から4日間、元ソフトバンクの川崎宗則内野手が練習に参加。メジャーリーグも経験した大ベテランは、驚くほど違和感なく、年齢が倍近くも違う若手と会話を交わしていた。

元巨人の寺内監督は川崎の加入を心待ち「40歳近い選手の動きには見えない。チームにとって刺激になるのは間違いない」

 ノッカーを務めた寺内崇幸監督に対し、川崎は「ナイスノックでした。森脇さんを彷彿とさせる感じでした」とニコリ。ソフトバンク時代にコーチを務め、球界屈指のノックの技術を誇る元オリックス監督の森脇浩司氏を引き合いに出し、感謝と気遣いの言葉を送った。初日の練習は2時間あまりで切り上げたが、すでにチームに好影響を与えているのは間違いなかった。

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 寺内監督は「40歳近い選手の動きには見えない。チームにとって刺激になるのは間違いないし、ここが良い環境だと思ってくれたら」と加入を心待ちにする。中日で2015年に10勝を挙げ、栃木で2年目の若松駿太投手も「投手と野手で違いますが、学ぶべきところばかりだと思います。いろいろ聞きたいですし、川崎さんが後ろで守ってくれているマウンドで投げてみたい」と望む。

 川崎自身も若手から刺激を受けている。「今の子たちは貪欲だし、それがすごく好印象。NPBに行きたいという夢がある選手たちとやっている僕自身も幸せです」と語る。27日まで練習に参加し、早期に入団の可否を判断する見通し。昨季コーチ兼任でプレーした台湾プロ野球の味全ドラゴンズでも若手たちから「ムネサン、ムネサン」と慕われた男が、今度は栃木の地で「ムネリン効果」をもたらしてくれるかもしれない。

(小西亮 / Ryo Konishi)

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