背番号「13」の宿命? 西武高橋光“ノーノー未遂”も大先輩を彷彿するエースの姿

9回先頭に初安打を許した西武・高橋光成(中央奥)と声をかける西口文也コーチ【写真:宮脇広久】
9回先頭に初安打を許した西武・高橋光成(中央奥)と声をかける西口文也コーチ【写真:宮脇広久】

高橋光は9回無死まで 西口コーチの域はまだ遠い?

■西武 2-0 オリックス(8日・メットライフ)

 栄光の背番号「13」。2代にわたる挑戦は、またもやあと1歩及ばなかった。西武の高橋光成投手は8日、本拠地メットライフドームで行われたオリックス戦に先発し、8回まで無安打1四球無失点。9回先頭の代打・西野に中前打を浴び、ノーヒットノーランを逃したが、9回1安打1四球無失点で今季5勝目(6敗)を自身4年ぶりの完封で飾った。

「9回に入る前に、イケるんじゃないかという気持ちが出てしまった」とちょっぴり悔やんだ高橋光は、前回登板の今月1日・ロッテ戦でも、7回1死まで無安打無得点に抑えていたが、安田に中前打を許し、7回1安打2四球無失点で降板していた。

 また、「(ノーヒットノーランを)できるものならやってほしかったというのが本音」と語った西口文也投手コーチも、現役時代に高橋光と同じ背番号「13」を付けて西武のエースの座に君臨し、大記録に3度も迫ったが、1度も達成できずに終わった。

西口コーチも現役時代には3度の“ノーノー未遂”を…

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