「世界一の二遊間」独立Lで復活! 川崎宗則は遊撃、西岡剛は二塁でスタメン

栃木ゴールデンブレーブスの川崎宗則(左)と西岡剛【写真:荒川祐史】
栃木ゴールデンブレーブスの川崎宗則(左)と西岡剛【写真:荒川祐史】

BC栃木で初結成 2006年WBC、2008年北京五輪を戦った名コンビ

 元ソフトバンクで、ルートインBCリーグ・栃木ゴールデンブレーブスの川崎宗則内野手が22日、茨城アストロプラネッツ戦(鹿窪野球場)で、「2番・遊撃」でスタメン出場する。元阪神の西岡剛内野手も「3番・二塁」で名を連ね、世界一に輝いた2006年のWBCでコンビを組んだ「二遊間」が独立リーグでついに復活した。

 今季無所属で独自にトレーニングを続けていた川崎は、実戦機会を求めて今月から栃木に加入。デビュー戦となった13日の茨城戦(小山運動公園野球場)では、初打席の初球に本塁打を放って衝撃を与えた。昨季から栃木でプレーしていた西岡は、今月に契約を更新。名コンビの共演が実現していた。

 2人は06年のWBCで二遊間を組み、決勝のキューバ戦では1番・川崎、2番・西岡で好機を演出して初代王者に貢献。08年の北京五輪でも一緒に戦い、その後ともにメジャーリーグにも挑戦した。昨季はNPBを離れ、川崎は台湾プロ野球、西岡は独立リーグでプレー。アラフォーを迎えた名コンビが、10年あまりの時を経て再結成した。

(細野能功 / Yoshinori Hosono)

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