台湾・味全が田澤純一獲りへ “田澤ルール撤廃”も今年のドラフトで指名されず

BC埼玉武蔵・田澤純一【写真:荒川祐史】
BC埼玉武蔵・田澤純一【写真:荒川祐史】

台湾メディア「アップルデイリー」が伝える

 10月のドラフト会議で指名漏れしたルートインBCリーグ埼玉武蔵の田澤純一投手に、来季、台湾プロ野球(CPBL)に復帰する味全ドラゴンズが関心を示していることが明らかになった。台湾メディア「アップルデイリー」が伝えている。

 記事によると、味全は既に田澤サイドに接触し、獲得の意志を伝えている模様だ。かつて3年連続でリーグ優勝を果たした名門だった味全だが、1999年にチームが解散。2019年にリーグに再加盟。元ソフトバンクの川崎宗則内野手(現栃木)や現ヤクルトの歳内宏明投手もプレーした。今季はCPBLの2軍戦に参戦してチーム強化を図り、来季からは正式に1軍に参加することになっている。

 2009年から2016年までレッドソックスでプレーするなど、メジャー通算388試合に登板した実績のある田澤は昨季途中にレッズとマイナー契約を結ぶも、3月に契約が解除に。新型コロナ禍の中で7月に埼玉武蔵に加入した。NPBが「田澤ルール」の撤廃を決めて、今年のドラフトの候補となったが、指名されなかった。

(Full-Count編集部)

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