元鷹・坂田将人が現役引退 肩痛から5年半ぶりに登板「感謝の気持ちでいっぱい」

今季は茨城アストロプラネッツに所属していた坂田将人
今季は茨城アストロプラネッツに所属していた坂田将人

今季は5年半ぶりに登板果たし、44試合で1勝2敗3セーブ、防御率2.91

 独立リーグ・ルートインBCリーグの茨城アストロプラネッツは10日、元ソフトバンクの坂田将人投手ら4選手の任意引退を発表した。肩痛などでマウンドから遠ざかっていた坂田は今季、約5年半ぶりに公式戦に登板。44試合に投げて完全燃焼し、ユニホームを脱ぐ決断をした。

 坂田は2010年のドラフト5位で福岡・祐誠高からソフトバンクへ入団。左肩など度重なる故障で2014年オフには戦力外通告を受けて育成選手となった。2015年に1度は支配下に復帰したものの、再び左肩を痛めて育成契約へ。2017年オフには3度目の戦力外となった。

 2018年にはBCリーグの栃木ゴールデンブレーブスに加入したが、公式戦登板は果たせないまま退団した。今季は茨城で練習生契約からスタートすると、左肩の状態が回復。シーズンフル回転で44試合に登板し、1勝2敗3セーブ、防御率2.91をマークした。

 坂田は球団を通じ「この度、11年間のプロ野球人生に区切りをつけ現役引退を決めました」とコメント。苦しい時期を振り返り「5年越しの登板の機会を与えてくださった球団関係者の皆様には感謝しております。また、プレーができない期間も長く応援してくださったファンの皆様にも、感謝の気持ちでいっぱいです。今までありがとうございました」と述べた。

(Full-Count編集部)

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