DeNAドラフトコンビが無失点共演 2位徳山が7回、4位三浦は9回まで好投

投手戦を繰り広げた早大・徳山壮磨(左)と法大・三浦銀二【写真:上野明洸】
投手戦を繰り広げた早大・徳山壮磨(左)と法大・三浦銀二【写真:上野明洸】

DeNAから指名を受けた2人が翌日のリーグ戦で先発

 東京六大学野球秋季リーグが12日、神宮球場で1試合行われ、早大-法大の試合は、0-0で引き分けた。11日の「プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD」でDeNAから2位指名を受けた早大・徳山壮磨投手(4年)と同4位の法大・三浦銀二投手(4年)が早速投げ合い、徳山は7回無失点、三浦も9回無失点の投手戦を繰り広げた。

 終始雨が降る神宮の舞台で、両投手が持ち味を発揮した。徳山は7回を投げ2安打8奪三振無失点。直球と得意の縦に落ちるスライダーで、5回までに8奪三振。6回には2者連続四球などで2死一、三塁のピンチで、打席に巨人から5位指名を受けた岡田悠希外野手(4年)を迎えたが、高めのボールで左邪飛に打ち取り、声を張り上げた。

 三浦は抜群の制球力と、キレのある直球やスライダー、カーブを駆使し、早大打線を翻弄。6回2死までノーヒット投球を見せた。8回にこの日初の四球などで、2死満塁のピンチを迎えるも、中川卓を1球で三飛に打ち取った。最後までマウンドに立ち続け、無失点投球と抜群の安定感を見せた。

 11日のドラフト会議ではDeNAから指名を受けた2人。直後のリーグ戦で、堂々のピッチングを見せつけた。

(上野明洸 / Akihiro Ueno)

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