女子プロ野球、年内で無期限休止 創設から12年「私たちの役目は終わった」

日本女子プロ野球リーグのロゴマーク【画像提供:日本女子プロ野球リーグ】
日本女子プロ野球リーグのロゴマーク【画像提供:日本女子プロ野球リーグ】

2009年に創設、2019年オフに約半数の選手が退団していた

 日本女子プロ野球機構は30日、年内をもってリーグを無期限休止にすると公式ホームページで発表した。“美しすぎる野球選手”加藤優らの貢献もあって一時は話題を集めたが、創設から12年で節目を迎えた。

 HPでは「重要なお知らせ」としてメッセージを記載。2009年に創設されて以降「プロリーグの重要な点として、土台となるのは女子の野球人口を増やすことでした」と裾野拡大に努めてきた経緯を強調。今夏には「女子の甲子園」が実現したことなども踏まえ「私たちの役目は終わったと思います」と綴った。

 創設翌年の2010年に関西の2チームでスタート。一時は4チームまで拡大したが、2019年オフにはリーグ所属の約半数にのぼる36人が退団。規模を縮小して活動を継続していたが、今年3月には公式戦を開催しないことを発表し、事実上の休止状態となっていた。

(Full-Count編集部)

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