昨季のMLB最速上回る166.6キロ計測 大学生の速球が「現実じゃない」「クレイジー」

米大学野球で驚愕の速球投手が誕生
米大学野球で驚愕の速球投手が誕生

テネシー大のベン・ジョイスが昨年のMLB最速166.4キロを超えた

 メジャーリーグは新たな労使協定が依然締結されず、キャンプインの時期も不透明だが、米大学野球は既にシーズンイン。テネシー大学の21歳右腕ベン・ジョイス投手が、昨季のメジャー最速だった103.4マイル(166.4キロ)を超える103.5マイル(約166.6キロ)をマークしてファンの度肝を抜いている。

 ジョイスは2月23日(同24日)に行われたノースカロライナ大アッシュビル校との試合で5回から登板。1回を1安打2奪三振、無失点に抑えた。ファンや関係者を驚かせたのが球速で、最速103.5マイルを記録した他、常時101マイル(約162.5キロ)~103マイル(約165.8キロ)を計測した。

「ピッチングニンジャ」の愛称で知られる投球分析家のロブ・フリードマン氏が、自身のYouTubeチャンネルとツイッターに投球動画を投稿すると「なんでこの男がメジャーにいないんだ」「これは現実じゃない。ノーチャンス」「ガチのロケット肩」「これはクレイジーだ」と驚きの声がファンから寄せられた。

 日本球界でも、大船渡高時代に最速163キロをマークした佐々木朗希投手(ロッテ)のように、プロ野球選手よりも“速い”アマチュア選手が時に出現する。今後、ジョイスはどのような進化を見せるのか。メジャーのマウンドに立つことはあるのか。注目を集める存在となりそうだ。

【実際の動画】「なんでメジャーにいないんだ」 100マイル超の速球を連発するジョイスの投球

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