ポニーリーグ「全日本選抜大会」が沖縄で開幕! 創部50周年の千葉が白星発進

選手宣誓をする宜野湾ポニーズの主将・嶺井駿輔くん【写真:川村虎大】
選手宣誓をする宜野湾ポニーズの主将・嶺井駿輔くん【写真:川村虎大】

地元・宜野湾ポニーズの嶺井主将が選手宣誓「ハイビスカスのように」

 日本ポニーベースボール協会が主催する「日本旅行カップ 第6回全日本選抜中学硬式野球大会」が26日に開幕した。コザしんきんスタジアム(沖縄・沖縄市)で行われた開幕戦は、ポニー千葉ジャガーズが、ポニー久留米ボーイズを1-0で下し、初戦を突破した。

 天候不順により同球場の室内練習場で行われた開会式には、出場する全23チームが参加。地元を代表して宜野湾ポニーズの主将・嶺井駿輔くん(3年)が選手宣誓を行った。「ハイビスカスの花のような元気な笑顔を咲かすことができるように、一戦一戦全力で戦うことを誓います」と開催地・沖縄を象徴する鮮やかな大輪の花になぞらえ、3日間の健闘を誓った。

 同球場で行われた初戦は、しびれる投手戦となった。両軍ともに6回までスコアボードに「0」が並んだが、最終7回に試合が動いた。

 7回表の千葉の攻撃。2死二塁から6番・星野佳祐くん(3年)の打球が捕手の失策を誘う間に二塁走者が生還。貴重な1点を挙げた。7回裏には先発・長谷部圭祐くん(3年)が完封勝利まであと1死まで迫ったが、75球の投球数制限により、遊撃を守っていた安部翔夢くん(3年)にバトンタッチ。完封リレーを繋いだ。

 試合後、松本範夫監督は「長谷部につきる」と6回2/3を3安打無失点に抑えた好投を絶賛。当初は2~3回で降板する予定だったというが、「まさか、あそこまでやってくれるとは」と喜んだ。千葉は今年創部50周年。初優勝に向け、好スタートを切った。

(Full-Count編集部)

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