京大、開幕戦で昨秋王者・関大に勝利 元鷹の近田監督は初白星、プロ注目の水口は2回1失点

初勝利した京大・近田怜王監督【写真:橋本健吾】
初勝利した京大・近田怜王監督【写真:橋本健吾】

8回からは最速152キロ右腕・水口が登板し2イニングを1失点

 関西学生野球連盟の春季リーグ戦が2日、わかさスタジアム京都で開幕し、第1試合は京大が4-2で関大を下した。昨秋、監督に就任した元ソフトバンクの近田怜王監督は初陣で嬉しい初白星を飾った。

 先制したのは関大。2回に先頭・有馬諒(3年)が中前打を放つと犠打と敵失で1点を奪う。それでも京大は1点を追う4回に1死二、三塁の好機で片岡太志(4年)のスクイズ、続く出口諒(4年)の適時内野安打で逆転に成功した。8回には4番・山縣薫(4年)が左翼へダメ押しとなる2点適時二塁打を放った。

 投げては先発の水江日々生(3年)が7回6安打1失点の好投、8回からは今秋ドラフト候補で最速152キロ右腕・水口創太(4年)が2イニングを1失点に抑えた。この日の最速は145キロだった。

 2012年までソフトバンクでプレーした近田監督は2017年1月に臨時コーチに就任し、助監督を経て昨年11月に監督に就任。同大学では初めてのプロ野球を経験した指揮官として注目を集めていた。

(Full-Count編集部)

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