“大谷世代”で2年連続の指名漏れも…四国IL最強右腕がメキシコ挑戦「何十倍も厳しい世界」

メキシコシティ・レッドデビルズに移籍する四国IL高知・平間凛太郎【写真:球団提供】
メキシコシティ・レッドデビルズに移籍する四国IL高知・平間凛太郎【写真:球団提供】

四国IL高知の平間凛太郎が名門レッドデビルズに移籍「もっと上に挑戦するんだ」

 四国アイランドリーグplusの高知・平間凛太郎投手がメキシカンリーグに挑戦する。名門メキシコシティ・レッドデビルズに移籍することが決定。エンゼルス・大谷翔平投手と同じ1994年生まれの28歳は「日本でも世界でも活躍の場を与えてくれたところで活躍したい。まずはメキシコで活躍できる選手になりたいです」と意気込みを語った。

 187センチの長身を生かした最速153キロの速球、中日・柳裕也から高校時代に学んだドロップカーブが武器だ。四国ILでは2020年から2年連続最多セーブに輝いたものの、2年連続でドラフト指名漏れした。年齢的に厳しくなるNPB入り。「1年目は凹みました。野球を続けるべきか1週間考えました」というが、昨秋は海外挑戦も見据えるようになった。28歳という年齢も気にならなかった。

「自分の実力を発揮できたのは独立リーグに来てから。ようやく自分のことが分かってきました。年齢に関係なく、まだまだ伸び代はあると思っています。昨年は指名漏れしても、もっと上に挑戦するんだという気持ちでした」

昨季まで2年連続で最多セーブ→今季前期でリーグトップの6勝&防御率1.60

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