ポニーリーグ全国大会で江東が3連覇達成！　宜野湾を逆転で下し6日間の熱戦に幕

“女子の部”も開催されルミナスポニーが出場

　ポニーリーグの日本一を決める「マルハンインビテーション大倉カップ 第48回全日本選手権大会」と、中学1年生が出場する「同　第46回全日本選手権ポニーブロンコ大会」の決勝戦が27日、東京・江戸川区球場で行われ、それぞれの日本一が決定した。全日本選手権大会ではポニー江東ライオンズが宜野湾ポニーズを5-3で下し、3連覇を成し遂げた。

　江東は初回に1点を先制されたがその裏、無死満塁で4番・野々山歩大くんの押し出し四球で追いつき、5番・芦谷響くんの右前適時打で勝ち越しに成功する。2回に追いつかれたが、その裏に1死二塁で1番・高見颯汰くんの右中間への適時二塁打で再び勝ち越した。

　今大会はタイブレークや3点差を逆転するなど苦しい戦いを勝ち抜いて頂点に立った。「選手たちが苦しくてもいつか流れがくると信じてやっていました」と田本剛監督。「（3連覇の）プレッシャーがある中、よく頑張ってくれました」とねぎらった。

　ブロンコ大会決勝は、香取ピグレッツポニーJrが埼北ポニーペガサスジュニアに5-2で勝利。同点の7回1死二、三塁で捕逸で勝ち越し。さらに2死満塁とし、木内千陽くんの左翼への打球が相手の失策を誘い2点を加えた。

　また、この日は「マルハンインビテーション大倉カップ第1回全日本選手権女子の部王座決定戦」も開催された。ポニーリーグに所属する女子選手の合同チーム「ルミナスポニー」が兵庫ブルーサンダースポニーと対戦。0-16で5回コールド負けしたが、ルミナスの一員として出場したポニー市川南マリーンズの平古場結花さんは「貴重な体験で楽しかった」と笑顔だった。

　22日に開幕したポニーリーグ最大のイベントは、江東、香取の日本一で幕が下りた。この日の試合結果は以下の通り。

【マルハンインビテーション大倉カップ 第48回全日本選手権大会】
〇決勝
江東L 5-3 宜野湾ポニーズ

【マルハンインビテーション大倉カップ第46回全日本選手権ポニーブロンコ大会】
〇決勝
香取PポニーJr 5-2 埼北PJr

【マルハンインビテーション大倉カップ第１回全日本選手権女子の部王座決定戦】
〇決勝
兵庫BS 16-0 LUMINOUSポニー

（Full-Count編集部）