中日左腕の妹の剛速球に「完敗です」　通算1526安打男も驚愕…「腕の使い方がそっくり」

神戸弘陵女子硬式野球部は昨秋のユース大会、今春の選抜大会を制し2冠を達成

　女子高校野球界を牽引するのが、今春の選抜大会を制した神戸弘陵（兵庫）だ。昨秋のユース大会も優勝しており、次なる目標は7月22日開幕の「第27回全国高校女子硬式野球選手権大会」を獲っての3冠達成。“常勝軍団”の強さの秘密に、近鉄、オリックス、ヤクルトで20年間プレーし、通算1526安打をマークした坂口智隆氏が迫った。

　選抜大会では全5試合を全て完封する“史上最強の投手陣”で圧倒した。左腕の樫谷そらさん(3年)、伊藤まことさん（2年）の2枚看板に加え、右腕の岡田未来さん（2年）、坂井歩夢さん（2年）らが控える。石原康司監督も「左、右と能力の高い選手が揃っている」と自信を見せる。

　今回、Full-CountのYouTubeコーナー「坂口智隆の伸び代しかない！」では、坂口氏が日本一チームの練習に密着。ウオーミングアップから参加し「選手全員が明るい中でも、緊張感を持っている。個々の能力も高い」と、想像以上のレベルの高さに圧倒されていた。

　練習の最後には日本一の投手陣と対戦。中日・岡田俊哉投手の妹・未来さんと、坂井さんの、2年生右腕と“真剣勝負”し「とんでもないボール。制球も抜群で球も速い。めっちゃ悔しい、完敗です」と白旗をあげた。公開された動画を視聴したファンも「腕の使い方がお兄さんソックリ」「物怖じしない投手陣の力がすごい」と驚きの声をあげていた。