DeNAドラ1度会「最高の笑顔で終われるように」 社会人日本選手権が8日に開幕

前日会見に登場したENEOS・度会隆輝(前列右端)【写真提供:(C)PLM】
前日会見に登場したENEOS・度会隆輝(前列右端)【写真提供:(C)PLM】

度会は前日会見に登場、社会人最後の大会で「なんとしても大久保(秀昭)監督を胴上げしたい」

 第48回社会人野球日本選手権が8日から京セラドーム大阪で開幕する。7日に行われた前日会見には、10月26日のドラフト会議でDeNAから1位指名を受けたENEOS・度会隆輝外野手らが登場した。度会は社会人最後となる本大会に向けて「なんとしても大久保(秀昭)監督を胴上げしたい」と意気込んだ。

 西武から7位指名を受けた同僚の糸川亮太投手と会見に臨んだ度会は、「ENEOSとして出場する大会が今回最後になるので、必ず優勝して最高の笑顔で日本選手権を終われるように頑張りたい」と笑顔を見せた。

 糸川も「野球の奥深さ、練習への取り組み方を学び、3年間で成長させてもらった。最後の大会でなんとしてもチームやファンの皆さんに恩返しができるように貢献したい」と語った。

 オリックス7位指名のTDKの権田琉成投手は「有終の美を飾れるように全力を尽くしたい」と語り、「社会人の礼儀を学ぶことができた」と2年間在籍したチームに感謝の言葉を述べた。

 ヤクルト2位のトヨタ自動車の松本健吾投手は“恩返し”を誓った。「職場の皆さんに応援してもらい、人のために野球をするということを学ばせてもらった。その方々に恩返しできるようにプレーしていきたい」と抱負を述べた。

 対戦したい選手、気になる選手を聞かれると、度会と権田はお互いを指名。権田が「(度会は)ドラ1なのでどれほどの実力なのか確かめてみたい。ドラ1らしいホームランを打たれないように抑えたい」と牽制すると、度会も「フルスイングでヒットを1本でも打てるように」と応戦した。両者は大会初日の第2試合で激突する。

 日本選手権は8日の三菱自動車岡崎-ショウワコーポレーションの試合で開幕。19日の決勝まで全31試合が予定されている。

(「パ・リーグ インサイト」海老原悠)

(記事提供:パ・リーグ インサイト

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY