大谷翔平の「私生活まで知っている」 日本大好き“勤勉チア”…同僚ドン引き「変態」

楽天ガールズのカイ【写真:篠崎有理枝】
楽天ガールズのカイ【写真:篠崎有理枝】

楽天ガールズ・凱伊、大好きな日本の文化や言葉を学ぶ真摯な姿勢

 世界の二刀流との対面は、一生の思い出になった。台湾プロ野球(CPBL)楽天モンキーズのチア「楽天ガールズ」は今年5月24日(日本時間25日)、エンゼル・スタジアムで「台湾デー」と銘打たれたエンゼルス-レッドソックス戦でパフォーマンスを披露。試合前に大谷翔平投手と交流する機会に恵まれた。ただ、メンバー随一の大谷ファンという凱伊(カイ)は米国遠征に行けず。悔しがっているのかと思いきや「羨ましいとは思いません」と言い張る。

 人気の林襄(リン・シャン)らメンバー数人は大谷と握手を交わし、一緒に記念撮影も。チアたちとの身長差を少しでも埋めようと膝を曲げてカメラにおさまる二刀流の“気遣い”は、日本でも話題を呼んだ。日本語の塾に通い、「日系企業だから楽天ガールズに応募した」というカイにとっては絶好の機会を逃した格好となったが、大谷と対面したメンバーにその時の様子を何も聞いていないという。

「大谷選手のことは何でも知っているので、聞く必要はありません。私は大谷選手の私生活の細かい部分まで知っていて、そこが好きです。ガールズのメンバーの中でも、私が一番、大谷選手のことを知っていると思います」

 溢れ出す愛。米国に行ったメンバーのひとり、菲菲(フェイフェイ)は、きっぱりと答えるカイを隣で見ながら、日本語で「変態」とポツリ。だが、カイは動じる様子もない。

 日本と、大谷への思いは、真っ直ぐで揺るぎない。その姿勢は、異国の文化や言葉を学ぶ勤勉さにも表れている。10月8日に楽天モンキーズの本拠地・桃園球場で行われた「楽天ガールズデー」では、試合後に日本のアニメのテーマソングを、登場人物のコスプレ姿で3曲熱唱。流暢な日本語と歌唱力で球場を沸かせた。好きなアニメは「ラブライブ!」シリーズ。年に2回は日本を訪れており、秋葉原のメイド喫茶にも行った。

 日本愛を熱く語ったのち、最後に「また機会があれば、今度は大谷選手に会えるかもしれない。その時を楽しみにしています」と可愛らしい本音も。ファンとしての大きな愛をいつか直接ぶつけられる日が来ることを、ひそかに待ち焦がれている。

【実際の写真】チアに囲まれて記念撮影…大谷翔平のさりげない“見えない気遣い”

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY