初優勝へマジック1のBC栃木、谷津主将が同点打の足掛かり「負ける気しない」
初優勝へのマジックは「1」に
BCリーグ栃木の谷津鷹明主将が、故障明けから2週間ぶりの打席で初優勝へのマジックを「1」に減らす貴重な同点打の足掛かりを作った。
4日の福島戦(牡丹台球場)、7回から右翼の守備につき、1-2の8回先頭で福島の下手投げ・大河原の初球を三遊間に流し打った。「どのコースに来ても、初球から打とうと思った。ケガして久しぶりのベンチ。色んなプレッシャーがあったが、みんながひとつになって(後期は)ビハインドでも負ける気がしない」とチームのまとまりをアピールした。
すぐ代走が送られたが、内山翔の同点打につなげた。内外野ができるユーティリティープレーヤーで、打率も西岡剛とそん色なく、今年のドラフト候補にもあがっている。「長打はないぶん、足をからめたり、(全員で)何とかしようとしている。今年一番目立ったのは内野安打」と谷津。主将として、チームを十分に引っ張っている。
(細野能功 / Yoshinori Hosono)