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兼任監督2年目、BC福島・岩村明憲監督のモットー「一を聞いて十を知る」

投手起用へのこだわり、「…はさせたくない」

――自主的に準備をする姿は、監督やコーチも見ています。

「もちろん、しっかり準備をする姿を見れば、使ってやりたいなって思う。だって人間だもん。でも、俺も今のこの立場になって、初めて気付いた部分もあるんだよね。選手の時は、監督の指示がないと『なんだ早く言えよ』みたいに思ったこともあった(笑)。だからこそ、俺のやり方は大きく変えずにいくから、選手はそれを理解した上で、自分で考えながらプレーしてほしいね」

――投手起用にもこだわりがあるようですね。

「俺はイニングまたぎ(で投げさせること)はさせたくない。あまりいいことはないと思うんだよね。イニングをまたいで投げさせるっていうことは、9回に出る抑え投手を8回の2アウトに投入したり、比較的ピンチの時にお願いしている。例えば、5回2/3で先発ピッチャーが降板したとする。その後に対戦する打者が右右左左だとしたら、2番手でマウンドに上がったリリーフは最初に右打者と勝負。ここでしっかり抑えて6回を終えたとしよう。7回先頭は右打者だけど、その後は左が2人続く。じゃ、どうしますかって考えた時、右打者だから『もう1人行こうか』って2番手投手をそのまま投げさせると、大体フォアボールなんですよ。ここで左投手を持ってきても遅い。フォアボールの段階で流れが相手に行っちゃっているから。

 6回2アウト、ランナー二、三塁、もちろん満塁でもいいんだけど、ピンチの場面で自分がマウンドに上がって、ものすごい集中力の中でアウトを取ってピンチを乗り切ったら、誰だってマウンドからベンチに戻る時に、少しはホッとするでしょ。ホッとした後に、また集中力を高めるのは難しいんだよね。大体落とし穴が待ってるから。それがフォアボールだったり、ヒットだったり。だから、イニングをまたいで投手を起用するのは、俺はあまり好きじゃない。だったら、回の頭から変えた方がピッチャーは投げやすいと思うんだよね」

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