田澤純一、マーリンズ初登板で1死も取れず降板…米記者「ボロボロだった」

“ホロ苦”デビューでマーリンズは黒星スタート、17年目のイチローは3年ぶりに出番なし

 マーリンズは3日(日本時間4日)、敵地でのナショナルズ戦に2-4で敗れ、開幕戦を飾ることはできなかった。1点ビハインドの8回から登板した新加入の田澤純一投手は、0/3回を1安打2四球1失点と1死も取れずに降板。“ホロ苦”のマーリンズデビューとなった。メジャー17年目のイチロー外野手は開幕戦では3年ぶりに出番がなかった。

 マーリンズは4回に主砲スタントの適時二塁打、オズナの中前適時打で2点を先制。新加入の先発ボルケスも5回まで無失点に抑えた。だが、6回から登板したフェルプスが1死からハーパーにソロ本塁打を被弾。1イニングで20球を投げたが、7回の打席でマーリンズベンチが代打を送らずに続投となると、7回2死からウィータースにヒットを許し、続く代打リンドに逆転2ランを浴びた。

 田澤は1点ビハインドとなった8回に登板。しかし、先頭イートンに四球を与えると、ハーパーにもストレートの四球。マーフィーには2ボール1ストライクから直球をライト前に運ばれ、ここで降板となった。

 1死も取れなかったため、防御率は出ず。14球を投げてストライクはわずか4球(ストライク率29%)と制球に苦しんだ。4番手のジーグラーが後続を断ったため、失点が増えることはなかったが、失意のマーリンズ初登板となった。

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY