トロントは今も“川崎ロス“!? 地元メディアが「去った選手」特集で紹介

ブルージェイズを去った選手の現在を紹介「ファンにとって、ひどく悩ましい癖」

 カブスから6年ぶりにソフトバンクに復帰した川崎宗則内野手。メジャーでは、底抜けに明るいキャラクター、ひたむきなプレーぶりで人気を誇ったが、2013?15年に所属したブルージェイズ時代に本拠地ロジャーズ・センターで浴びていた歓声は特に圧倒的で、その勇姿は今でもファンの脳裏に焼き付いている。

 地元テレビ局の「スポーツネット・カナダ」電子版は、近年、チームを去った選手たちの現状を特集する記事を掲載。その中で、川崎の不在を惜しんでいる。特集は「スポーツは物思いに耽る貴重な機会を提供してくれる。去っていった人を考えるのはファンにとって、ひどく悩ましい癖である」との一文でスタート。10人の元ブルージェイズ選手の中に、川崎が登場する。

 川崎は2012年に海外FA権を行使してマリナーズとマイナー契約。キャンプでアピールし、開幕メジャーを勝ち取った。そして、2012年にはブルージェイズと新たにマイナー契約。開幕まで1か月を切った中での加入だったが、4月にメジャー昇格を勝ち取ると、瞬く間に人気者になった。

 ロジャーズ・センターのインタビューで見せた「アイ・アム・ジャパニーーーズ!!」の絶叫、そして野球少年のような全力プレーでファンの心をガッチリとつかみ、打席に立つ際には主砲ホセ・バティスタを上回る歓声を浴びた。

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