春王者の京都フローラが投打で圧倒 今井プロ初勝利&台湾女子シェー4安打

京都フローラのシェー・ユー・イン(左)と今井巴菜【写真提供:日本女子プロ野球リーグ】
京都フローラのシェー・ユー・イン(左)と今井巴菜【写真提供:日本女子プロ野球リーグ】

今季最多の15安打8得点で大勝した春季リーグ王者の京都フローラ

 4日、京都・伏見桃山球場で行われた女子プロ野球・春季リーグ愛知ディオーネ対京都フローラは8-1で京都フローラが勝利した。

 前日、春季リーグ優勝が決まったにも関わらず、観客席は立見が出るほど超満員の大歓声に終始あふれていた。春季リーグ優勝を決めたフローラはプロ初勝利を目指す今井巴菜、2位浮上のきっかけをつかみたい愛知デオーネは松谷比菜乃が先発。試合は序盤からフローラペースで進んだ。

 初回、先頭の三浦伊織がヒットで出塁するとすかさず盗塁。そのあと1死3塁とし、3番村松の犠牲フライで先制に成功。その裏同点に追いつかれると2回表、ヒットで出塁したシェー・ユー・インを三塁に置き1番三浦伊織がライトの頭上を越すタイムリーツーベースを放ち勝ち越しに成功。さらにこの回1点を追加し、3-1とする。

 3回にも2点を追加したフローラは6回、3連打で無死満塁とすると、7番中嶋のタイムリーヒットでさらに1点を追加。さらに「何も考えず、チームに貢献したい」と8番シェー・ユー・インが、この日4安打目となる左前2点タイムリーを放ちダメを押した。

今井は今季6試合目の登板でプロ初勝利、台湾出身シェーは4安打の固め打ち

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY