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【教えて!古島先生】シャドーピッチングにやり過ぎはありませんか?

新型コロナウイルスの感染拡大で、小中学生の野球少年少女たちにも影響を与えた。一時は活動自粛を強いられるチームも多く、自宅でトレーニングをする子供たちも多かったはず。野球における肩肘の障害を専門とする慶友整形外科病院スポーツ医学センター長の古島弘三医師による連載「教えて!古島先生」第4回では「シャドーピッチング」や障害防止のためのトレーニングについて聞いた。

シャドーピッチングにやり過ぎはないのだろうか
シャドーピッチングにやり過ぎはないのだろうか

日本屈指のTJ手術執刀医・古島弘三医師に編集部が聞く10の質問・第4問

 新型コロナウイルスの感染拡大で、小中学生の野球少年少女たちにも影響を与えた。一時は活動自粛を強いられるチームも多く、自宅でトレーニングをする子供たちも多かったはず。野球における肩肘の障害を専門とする慶友整形外科病院スポーツ医学センター長の古島弘三医師による連載「教えて!古島先生」第4回では「シャドーピッチング」や障害防止のためのトレーニングについて聞いた。
 
 所属チームの活動自粛期間中、自宅練習やトレーニングに励んでいた球児は多いだろう。室内でできる代表的な練習と言えば、シャドーピッチング。ボールを持ったキャッチボールや投球練習の場合、投げ過ぎは肩肘に負担を与えるが、シャドーピッチングにやり過ぎはないのだろうか。

【動画】シャドーピッチングにやり過ぎはありませんか? 他にもおすすめの自宅トレーニングとは?

「タオルを持ってやる分には全然大丈夫だと思います。関節同士が衝突する力や、関節が引っ張られる力が加わらないように、肘の曲げ伸ばしだったら大丈夫。タオルを振ったり、カラーボールをカーテンに投げるのだったら問題ありません」

 肩肘に負担がかかるのは「重りを持って(シャドーピッチングを)したり、ネットスローのように実際のボールを持ってたくさん投げたり」する時だといい、「タオルを持つ程度でやっていれば大丈夫です」と語る。

 また、障害を防ぐためのポイントとして「ストレッチ体操」を挙げる。

「今はYouTubeなどでストレッチを紹介している選手や病院の理学療法士、スポーツトレーナーもいます。僕もたまに見て参考になる部分がたくさんあります。日頃からストレッチを取り入れてやることはすごく大事。身体を柔らかく維持することはスポーツ全般に大事なことなので、怪我しにくい身体になる意味ではストレッチ体操はやるべきだと思います」

 インターネット上には様々な情報が飛び交っているが、自分に合ったストレッチは何か、「自分でアイディアを考え、こうやったら上手くなるだろうとか、こうやったら効率がいいだろうとか、考えながらトレーニングをアレンジすればいい」と話す。

「自分なりの考え方を養うことができればいい。部活で言われたことだけを、疲れている中でイヤイヤやるよりは、自分で考えて練習することで無敵になります。どうやれば自分が向上するか、常々考えている子が伸びると思いますね」

 考える力もまた、自宅トレーニングで大いに養うことができそうだ。

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