夢の4冠まであと一歩、殿堂入りレジェンド3人… パ初代タイトルホルダーたちは?

「パ・リーグ設立70周年特別企画」紙面でたどるパ・リーグ1950
「パ・リーグ設立70周年特別企画」紙面でたどるパ・リーグ1950

毎日・別当薫が本塁打と打点の2冠、夢の“4冠王”にもあと一歩の成績

 パ・リーグ創設70周年を記念してお送りする特別企画。日刊スポーツよりご提供いただいた紙面を参考に、全10回で当時のパ・リーグを振り返る。1950年は、偶然にも今季と同じ120試合でシーズンが行われた。時代は違えど、当時の成績は参考にしたい数字の一つだ。

 70年前、初代パシフィック・リーグ王者となった毎日オリオンズは、その勢いのままに初開催となったの日本シリーズ優勝まで駆け抜けた。連載8回目となった今回は、当時の日刊スポーツの記事を参考に、パ・リーグ初年度のタイトルホルダーを取り上げる。

 以下が、今から70年前のパ・リーグの打撃タイトル獲得者たちだ。この選手たちがパ・リーグの「初代タイトルホルダー」である。なお、最多安打の表彰は1994年、最高出塁率の表彰は1962年から。最高出塁率の表記は1950年当時に犠飛の記録がないため、本記事では除外している。

首位打者 大下弘(東急) 打率.339(106)
最多本塁打 別当薫(毎日) 43本塁打(120)
最多安打 別当薫(毎日) 160安打(120)
最多打点 別当薫(毎日) 105打点(120)
最多盗塁 木塚忠助(南海) 78盗塁(116)
※カッコ内はチーム、出場試合数

120試合で160安打、43本塁打をマークした別所薫

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