通算360発の巨人・村田修一コーチが語った“飛ばしの秘訣” 若手に授けた教えとは?

巨人・村田修一野手総合コーチ【写真:荒川祐史】
巨人・村田修一野手総合コーチ【写真:荒川祐史】

「捉えて終わりじゃない。10で終わりじゃない。11、12にまで」

 打球を遠くに飛ばしたい。野球少年は皆、そう思っていることだろう。巨人で来季から1軍打撃兼内野守備走塁コーチとなる村田修一コーチは、現役時代に本塁打王2回、通算360本塁打を放ってきたスラッガー。そんな村田コーチが巨人公式YouTubeの映像の中で、打撃のコツの一端を語っている。

 この動画が公開されたのは、今夏の東京五輪の中断期間中だった8月4日のこと。1軍練習に参加していた2年目の菊田拡和内野手の打撃練習中に村田コーチが助言を送っている。その内容は「(ボールにバットを)ぶつけて、その先まで。その一歩先まで。捉えて終わりじゃない。10で終わりじゃない。11、12にまで。押し込みを使って欲しい」というものだった。

 特に右打者のバッティングにおいて“押し込み”が大事だという村田コーチ。ボールをミートしたところで終わりではなく、その先まで右手でバットを押し込むことによって力強い打球、飛距離が生まれるという。バッティングを向上させたい野球少年、野球少女はこの“押し込み”を意識して練習に励んでみてはいかがだろうか。

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