野球教室なのに投げるのは「紙飛行機」 主催者が遊びの中に込めた上達のヒント

野球教室なのに紙飛行機を飛ばす異色のイベントが開催【写真:川村虎大】
野球教室なのに紙飛行機を飛ばす異色のイベントが開催【写真:川村虎大】

12月26日に開催されるイベントでは“遊び”の要素が盛りだくさん

 野球教室なのに紙飛行機を飛ばす異色のイベントが、12月26日に東京・足立区のフィールドフォース・ボールパークで行われる。一見関係がないようにも思えるが、紙飛行機を遠くに飛ばす技術は野球にも通じるという。独自の取り組みの裏には、競技人口の増加を目指す強い思いがある。

「ボールパークで遊ぼう!!」と題したイベントを主催するのは、野球用品の開発・販売などを手がけるメーカー「フィールドフォース」。未就学児から小学3年生までが対象で、紙飛行機を用いた的入れに挑戦したり、距離を競い合ったり、輪投げやストラックアウトをしたりと遊びの要素を多く取り入れた内容だ。

 遊びの中で、自然に野球の動きに触れることが目的。肩や肘を使って紙飛行機を飛ばすことで投げる動作が身に付き、的入れは制球力に繋がる。そして何より、競技を始める前に、野球に似た動作が楽しいと感じてほしいという意図を込めている。

 投げる紙飛行機にも工夫が施されている。破れにくい紙を使用し、両翼には重りを付けてより飛ぶように。手首のスナップを効かせて、正しい投げ方をすれば、ぐんぐんと距離が伸びるはず。まずは“紙飛行機達人”になることが、上達の一歩かもしれない。

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