巨人Jr.の“背番号55”が特大満塁弾で2戦連発 大勝で決勝T進出「感覚悪くなかった」

4回に中越え満塁弾を放った入江諒太くん【写真:川村虎大】
4回に中越え満塁弾を放った入江諒太くん【写真:川村虎大】

4番に座る入江諒太くん、背番号「55」は「松井秀喜さんが好きなので」

 小学生の軟式野球大会「NPB12球団ジュニアトーナメント KONAMI CUP 2021」の予選2日目が29日に行われ、神宮球場では読売ジャイアンツジュニアが9-1で横浜DeNAベイスターズジュニアに5回コールド勝ち。決勝トーナメント進出を決めた。4番に座っている背番号55の入江諒太くんが2試合連続の本塁打を放つなど打線が爆発した。

 ジャイアンツジュニアは3回無死一塁で、1番・矢口翔太くんが中前打。相手の中堅手が後逸している間に1点を先制した。続く4回にも2点を奪い、なおも2死満塁で打席には入江くん。初球を仕留め、中越えの満塁弾で試合を決定づけた。

 西村健太朗監督は「あそこで本塁打が打てるのは凄い」と入江くんを絶賛。打った本人も「感覚は悪くなかった」と満足げだった。背番号は「松井秀喜さんが好きなので」と、“ゴジラ”に憧れて自ら選んだ。

「打球は飛ぶほうなので、角度がつけば入ると思う」と長打力には自信を見せる。過去には、最高4試合連発をやって見せたこともあるという。残りは、準決勝と決勝の2試合。「決勝まで行ったら……」と“自己最多タイ”に意欲を燃やした。

(川村虎大 / Kodai Kawamura)

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