少年野球のユニホームパンツの選び方 脚長効果のあるショートか耐久性のレギュラーか

少年野球のユニホームパンツの選び方
少年野球のユニホームパンツの選び方

膝やお尻の補修用パッドも“必須アイテム”

 白で無地のシンプルな少年野球用ユニホームパンツも種類がある。野球用品専門店「ベースマン」立川店の店長が選ぶ基準に挙げたのは「伸縮性」と「耐久性」のどちらを重視するのか。洗濯や破れた時に備えて2枚は必要で、穴が開きやすい膝やお尻部分を補修するアイテムもすすめている。

 少年野球のユニホームパンツには大きく分けて「レギュラー」と「ショート」の2種類がある。。ショートはレギュラーより丈が短い。野球用品専門店「ベースマン」立川店の星徹弥店長は「ショートはスキニーパンツのようなイメージで、シルエットがすっきりするので脚長効果があります」と説明する。

商品によって履き心地や機能性も異なるユニホームパンツ【写真:編集部】
商品によって履き心地や機能性も異なるユニホームパンツ【写真:編集部】

「ショート」は、足にピタッとフィットして、伸縮性があり動きやすいメリットがある一方、レギュラーと比べると破れやすい。成分にポリウレタンの割合が高いほど、伸縮性は上がるという。

「レギュラー」は履いた時にややゆとりがあるので、締め付けられる感覚が苦手な人に好まれる。ショートよりも耐久性が高い。星店長は「どちらを選ぶかは用途や好み次第です」と話した。

 購入の際に合わせて揃えておきたいのが、補修用の「パッド」。スライディングをしたり、ダイビングキャッチをしたり、練習を繰り返すと膝やお尻に穴が開くことが多い。選手によってプレーに“クセ”が出てくるため、だんだんと破れたり傷んだりする箇所は分かってくる。

 穴が開いた場合に備えてあらかじめパッドを購入しておく人もいれば、穴が開く前にパッドをつけて補強しておく人もいる。パッドにはアイロンでくっつけるタイプと縫い付けるタイプがある。いずれにしろ「消耗品」ともいえるユニホームパンツには、穴が開いた時のための“備え”も考えて、補修アイテムも購入することをおすすめしたい。

(間淳 / Jun Aida)

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