見直したい「プレートの使い方」 小中学生の投手が取り組むべきコントロール安定法
プレートと軸足が平行なら、捕手に真っすぐ足を踏み出しやすくなる
投手がコントロールを安定させるには、プレートの使い方が大事になります。野球少年少女のために、First-Pitch編集部が様々な取材を通して知ることができた、投手の「プレートの使い方」を紹介します。
小・中学生の投手の足元を見ると、プレートと軸足が平行になっていることが少ない印象です。多くの投手は、(軸足側の)かかとが捕手側にやや出ているため、つま先から軸足の中心部辺りの外側だけががプレートに対して斜めに接触しています。
現在、小・中学生の指導にあたる元プロ野球選手の多くが「軸足が斜めにプレートにかかるより、プレートと並行になるように使うのが望ましい」と話していました。理由は、プレートと軸足が並行であれば、捕手に向かって真っすぐ足を踏み出しやすくなり、コントロールが安定しやすいからだそうです。
体ができていない小・中学生のうちは、踏み出した足が右や左にそれてしまうとそれを修正する筋力がなく、体にかかる負担も大きくなり故障リスクも高まるとされています。インステップやアウトステップが推奨されないのは、これと同様の理由になります。
基本的なプレートの使い方として「キャッチャー方向に足を真っ直ぐ踏み出すための目印」と認識するといいでしょう。
(Full-Count編集部)
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